相貌失認(そうぼうしつにん)、失顔症 人の顔が覚えられない 最後は自分の顔も!? 症状 原因 対策は?
人の顔が覚えられない相貌失認(そうぼうしつにん) 。有名人のブラピことブラッド・ピットさんが症状を告白しニュースになっていますね。失顔症とも呼ばれます。
重症になると、家族の写真の中から自分の顔を見つけることも難しくなるとか。
アメリカでは50人に一人の割合で見られる症状と言うことです。
その症状、原因、対策をまとめました。
相貌失認 症状
相貌失認(そうぼうしつにん)の症状・具体例としては
ついさっき会った相手でも場所が変わると分からなくなる
→本当だとしたらかなり混乱するでしょうね。本人は気まずいでしょうし、相手もかなりびっくりしてしまうでしょうね。
テレビ・映画を鑑賞中登場人物が判別できず筋がつながらなくなる
→これはブラピのような俳優さんにはかなりつらいかもしれませんね。テレビや映画も
楽しめなくなってしまうかもしれません。
重度の場合 自分と自分以外の写真を交ぜると自分の顔を選べない
→これが一番つらいかもしれませんね。自分が分からなくなってしまうのですから、芸能人ですと非常に大変です。
シンドローム というこの映画でもこの病気がテーマになっていて、主人公を取り巻く
状況が複雑に変化していく様子が分かります。
相貌失認 症状の理由
札幌医科大学の石合純夫教授によると、このような症状は、
「目・鼻・口といった顔パーツは認識できるが脳内で顔の全体像を把握する情報処理ができない」
ためにおこると言うことです。
たしかに、私たちは、脳内で顔の全体像を情報処理して、
それぞれの個人を判別しているんですね。
知らない間に脳は高度な情報処理を行っているわけです。
相貌失認 原因は?
相貌失認 原因は先天性の場合と、頭部の損傷などで起こる後天性のものがあります。
治療法は今のところ存在しないということです。
相貌失認 対策は?
顔で人物を判別できなくなってしまった場合はどうすれば良いのでしょうか。
その場合は特徴的な顔の部分や背格好・服装・髪型・声・しぐさ・
会ったときの状況など顔以外の情報をあつめて人物の認識を行うということです。
時間がかかりますので大変ですが、現状このように対応するしかないようですね。
この映画でもこの病気がテーマになっています。学校の先生をしている主人公は、生徒の顔が皆同じに見えてしまうのです。
そしてとうとう自分の顔も・・・・
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