クラウド アトラス あらすじ ネタバレ 評価 日本人 タイトルの由来
2013年3月15日から映画「クラウド アトラス」が日本で公開されています。
あらすじ ネタバレ 評価 日本人 タイトルの由来などについてまとめました。
クラウド アトラス公式トレーラー
クラウド アトラス 原作、監督は?>
デイヴィッド・ミッチェルの小説『クラウド・アトラス』を映画化したSFドラマです。
6つの時代と場所で6つの人生を生きる男の数奇な経験を描いています。
デイヴィッド・ミッチェルは「これを映画化できないのは残念だな、と思って小説を書いていた」と語る通り、小説は6つの時代と場所で6つの人生が交錯する複雑な展開で映画化は非常に困難と思われる内容でした。
邦訳版も出版されました。上巻372Pのボリュームがあります。
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共同監督は「マトリックス」のラナとアンディのウォシャウスキー兄弟、「ラン・ローラ・ラン」のトム・ティクヴァ。
ラナ・ウォシャウスキーは2008年の『スピード・レーサー』後に性別適合手術を終え、現在はウォシャウスキー姉弟と表記されることもあるんですね。
あらすじ ネタバレ
「アダム・ユーイングの太平洋航海記」
1849年、医師グース(ハンクス)は奴隷売買の契約を終えたユーイング(スタージェス)と共に、アメリカへの帰路の船旅に同行する。 船底の船室でユーイングは、脱走し密航していた黒人奴隷オーティア(ギャスィ)に助けを求められる。
「セデルゲムからの手紙」
1936年、ユーイングの航海日記を愛読していた音楽家フロビシャー(ウィショー)は幻の交響曲「クラウド・アトラス 六重奏」を完成させた後、 同性愛の恋人シックススミス(ダーシー)に別れの手紙を書き、銃で自殺を図ろうとしていた。 彼の曲を奪おうとした往年の大作曲家エアズ(ブロードベンド)を銃で撃ってしまったためだ。
「半減記 ルイサ・レイ最初の事件」
その37年後、物理学者となったシックススミスは、原発事故を引き起こし、石油企業の利権を守ろうとする フックス(グラント)を告発するため、偶然知り合ったジャーナリストのレイ(ベリー)に原発の報告書を託そうとするが・・、 二人に殺し屋(ウィービング)の魔の手が迫る。
「ティモシー・キャヴェンデッシュのおぞましい試練」
2012年のロンドン。作家ダーモット(ハンクス)が殺人事件を冒し、カルト的人気を得たため、彼の著書がベストセラーとなる。 ダーモットの出版元であったキャヴェンデッシュ(ブロードベント)は大儲けするが、獄中のダーモットの命令でやってきた彼の弟達に脅され、 助けを求めた兄デンホルム(グラント)にも騙され、老人介護施設に監禁同様に入院させられてしまう・・。
「ソンミ451のオリゾン」
2144年の未来社会。全体主義国家のネオソウルでは、遺伝子操作で作られた合成人間(複製種)達は人間に支配され、労働力として酷使されている。 複製種ソンミ451(ペ・ドゥナ)はある日、革命家チャン(スタージェス)に救出され、生まれて初めて外界に足を踏み入れる。 彼女は、自由を得て旅立ったと思われた自分達の仲間が、実は殺されソープという彼女達のタンパク源となっていたことを知り愕然となる。 ソンミはチャンと行動を共にする決意をする。
「ノルーシャの渡しとその後のすべて」
文明の崩壊した未来の世界。ある島では凶悪な人食い種族に怯えながらも、人々は遥か昔、世界を救ったとされる女神ソンミを崇め、素朴な生活をしている。 島の住民ザックリーは彼の心の闇の部分であるオールド・ジョージー(ウィービング)に悩まされ続けていて、人食い種族に襲われた仲間を見殺しにしてしまう。 ある日、島に科学文明を維持したコミニティーからメロニム(ベリー)という女性がやってくる。 彼女は、「悪魔の山」と呼ばれる人々が恐れ近づかない遺跡へのガイドを求めていた。 ザックリーは、カサゴの毒に犯され死にかけている姪の命を救う代わりに「悪魔の山」へのガイドを引き受ける。 そこで、彼はメロニムの本当の使命を知ることとなる。
登場人物が時代ごとにどんなタイプの人間であるのかをまとめた相関図はこちら。
クラウド アトラス 評価
第37回トロント国際映画祭でプレミア上映された際には約10分間の熱いスタンディングオベーションが続くなど高い評価を得ていました。
ですが、北米での興行収入は伸び悩み、予想以上に苦戦を強いられています。中国、ロシア、ドイツではヒットをしており、なかなかの成績になりそうです。
最新の興行収入はこちら
http://www.boxofficemojo.com/movies/?id=cloudatlas.htm
クラウド アトラス 日本人?
クラウド アトラスは日本人と関係があるでしょうか?
キャストには日本人は含まれていませんが、ペ・ドゥナはソウル出身の韓国人のため、日本人と間違えられることもあるようです。
また、「クラウド・アトラス」のタイトルの由来は、日本人の妻を持つ原作者のミッチェル氏が、
日本人の作曲家一柳慧のピアノ曲「雲の表情」の英題“Cloud Atlas”からつけたといわれており、
こんなところからも日本人とつながりがあるということです。